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2024.03.10
記事をご覧いただきありがとうございます。
メディクス通信3月号です。
今月は「膀胱炎」についてです。
膀胱炎とは、主に大腸菌などの細菌が尿道を通り、膀胱に侵入して炎症を起こすことを言います。
身体が春の寒暖差に対応しようとして交感神経(身体を活動的にする自律神経)が優位な状態が続くと、身体の抵抗力が落ちてしまい、膀胱炎にかかりやすくなります。
今回はそんな膀胱炎の原因と対策について解説していきます。
◾️膀胱炎とは
膀胱の中で細菌が繁殖し、膀胱の粘膜に炎症を起こす病気です。
特に女性に多い病気で、 その理由は女性の方が尿道が短く、細菌が膀胱まで簡単に到達するためです。
ほとんどの場合、尿とともに細菌は膀胱の外に出されますが、我慢したり、体調が悪かったりすると膀胱の中で細菌が繁殖して膀胱炎を起こします。
◾️原因
疲労が溜まって睡眠不足が続いていたり、精神的ストレスを感じていたりすると、免疫力が低下します。
免疫力が低下すると、膀胱内に侵入した細菌に抵抗することができず、増殖を抑えることができなくなります。
膀胱炎の基本的な原因は膀胱内で細菌が増殖することなので、免疫力を保つためにも日頃から体調管理や規則正しい生活を心掛ける必要があります。
◾️症状
◯トイレに行く回数が増える
◯排尿時に痛む
◯尿を出し終わっても残尿感がある
◯尿が濁る
◯症状が悪化すると、腎盂腎炎などの病気を引き起こし高熱が出て、
背中や腰に強い痛みが発生する
◾️対策
基本的に膀胱炎は菌に感染したことが原因で発症するため、抗生物質などの抗菌薬の投与が主な治療方法になります。
使用する抗菌薬の種類は年齢や症状の経過によって異なる場合があるため、病院へ行き問診や尿検査を受けるようにしましょう。
また、膀胱炎は再発しやすく、治療開始時期が遅れると腎盂腎炎になる可能性があるので、普段から気をつけて予防しましょう。
日頃から膀胱に尿を溜め過ぎていると、菌が繁殖しやすい環境を作ってしまいます。
便秘・下痢により病原性の大腸菌が増殖してしまい、感染を引き起こすことがあるので、便通にも気をつけましょう。
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